◆定期点検 |
バイクの定期点検を実施するという事はこれからも自分の命を守り、トラブルを未然に防ぐ為にとても重要です。 整備点検には二種類あり「12か月点検」と「24か月点検」と区別され、法定点検と称されています。 ユーザー皆さんが自分のバイクを熟知し、ある程度の整備知識があり不具合に対して都度適切な対応をとれるなら定期点検は必要ないかもしれません。しかしそうではない方達は1年に一度はプロに愛車の点検整備を委ね、安心してバイクに乗れる状況にすべきでしょう。 「昨日までは大丈夫だった」とトラブルに遭遇した方達は思いがちです。「昨日まで大丈夫だった」=「これからも大丈夫」という事は絶対にありません。バイクもクルマもそれぞれの部品を消耗しながら機能しています。遅かれ早かれ消耗した部品は使えなくなったり、性能は劣ります。 排気量や車格は関係なく、原付だから、走行距離が少ないから、車検が無いから点検は必要ないという事はありません。 定期点検を実施することによって愛車の寿命を延ばし、快適性を持続させる事が出来ます。勿論点検には料金が必要ですが当店では車両の装着構成により点検料金を細分化しております。 これは同じ排気量のバイクでもエンジンは4気筒、フロントダブルディスク、リアシングルディスク車もあれば単気筒でフロントとリアもドラムブレーキのバイクもあります。全車同じ部位を点検しますが同じ手間ではありません。 また不具合の修理をお受けした時に「ついでに点検を」というユーザー様もいらっしゃいますが、点検をすれば調子が良くなる訳ではありません。好調な状態を保つ為に点検を行い、トラブルを未然に防ぐ事が定期点検の主旨ですので不具合解消は個々に修理対応すべき問題です。壊れるまで使用し続けると修理費用も高額になる傾向にあります。そうはしたくない方は定期的な点検を実施しましょう。 |
◆点検項目(■項目:12か月点検、■+□項目:24か月点検) |
かじ取り装置 |
□ハンドルの操作具合 □フロントフォークの損傷 □ステアリングステムの取付状態 ■ステアリングステム軸受部のがた |
制動装置 |
■ブレーキペダル、ブレーキレバーの遊び ■ブレーキの効き具合 ■ブレーキロッド、ケーブル類の緩み、がた、損傷 ■ブレーキホース、パイプの液漏れ、損傷、取付状態 □マスタシリンダ、ディスクキャリパの機能、摩耗、損傷 ■マスタシリンダ、ディスクキャリパの液漏れ ■ブレーキドラムとライニングとの隙間 ■ブレーキシューの摺動部分、ライニングの摩耗 □ブレーキドラムの摩耗、損傷 ■ブレーキディスクとパッドとの隙間 ■ブレーキパッドの摩耗 □ブレーキディスクの摩耗、損傷 |
走行装置 |
■タイヤの空気圧 ■タイヤの亀裂、損傷、異物、異常摩耗 ■タイヤの溝の深さ ■アクスルシャフト、ナットの緩み ■フロントホイールベアリングのがた リヤホイールベアリングのがた |
緩衝装置 |
□サスペンション連結部のがた、サスペンションアームの損傷 □ショックアブソーバーの損傷、オイルの漏れ |
動力伝達装置 |
■クラッチレバーの遊び □クラッチの作用 ■ミッションオイルの漏れ、量 □プロペラシャフト、ドライブシャフト継手部のがた ■チェーンの緩み ■スプロケットの取付状態、摩耗 ■ドライブベルトの摩耗、亀裂、損傷 |
電機装置 |
■スパークプラグの状態 ■点火時期 ■バッテリーターミナル部の緩み、腐食 □電気配線部の接続部の緩み、損傷 |
エンジン点検 |
■低速、加速の状態 ■排気ガスの色 ■CO/HCの濃度(排出ガス規制適合車) ■エアクリーナーエレメントの状態 ■エンジンオイルの漏れ ■燃料の漏れ ■燃料装置リンク機構の状態 ■冷却水の漏れ ■スロットルバルブ、チョークバルブの作動 |
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガス等の発散防止装置 |
□ブローバイガス還元装置配管の損傷 □二次空気供給装置の機能 □二次空気供給装置の配管の損傷、取付状態 |
その他 |
■エキゾーストパイプ、マフラの取付けの緩み、損傷 □マフラの機能 ■フレームの緩み、損傷 ■シャシ各部給油脂状態 |
◆点検料金 |
車体基本構成 | 車 体 区 分 | 12ヶ月点検 基本料金 |
24ヶ月点検 基本料金 |
車検整備基本料金 |
単気筒、水冷車 フロントシングルディスク リアディスク |
50 〜 125cc スクーター | \ 6,000〜 | \ 8,000〜 | |
50 〜 125cc マニュアル | \ 7,000〜 | \ 9,000〜 | ||
125 〜650cc スクーター | \ 8,000〜 | \10,000〜 | \22,000〜 (検査基準適合車両) |
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直列4気筒、水冷車 フロントダブルディスク リアディスク |
126 〜 400cc マニュアル | \11,000〜 | \17,000〜 | |
401 〜 850cc マニュアル | \11,000〜 | \17,000〜 | ||
851 〜1400cc マニュアル | \13,000〜 | \19,000〜 |
●上記は基本料金で車体構成(エンジンレイアウト・ブレーキ種類)により増減が発生します。 ●点検時に交換部品等がある場合は部品代等が加算されます。 ●当店にてご購入頂きましたユーザー様車両は基本料金割引が適用されます。 ●点検は事前予約制とさせて頂いております。電話・メール等でご連絡ください。 ●午前中入庫であれば当日の納車が可能です。(スクーターですが代車あります) ●各点検料金は税抜価格です。 |
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◆通常修理 | |||
随時受付しております。(入庫予約を頂いているお客様が優先されます) ●パンク、オイル交換等の一般的な修理はご来店後に対応しています。 ●部品手配が必要な修理の場合には、ご来店頂き必要部品と車体を確認、作業日の打合せをさせて頂きます。 ●車両によっては部品手配が出来ない場合もございますのでご了承下さい。 ●状況により当日対応が出来ない場合もございます。その時はお預かりにて対応させて頂きます。 ●長期不動車やエンジン始動が出来ない場合の引取は原則有償(距離・車種により異なります)となります。 ●修理見積後に修理をしない、又は見積内容の修理を一部割愛する場合等は見積手数料をご請求する場合があります。 ●違法改造車・ミニカー登録車は受付いたしません。 |
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◆事故修理 | |||
不幸にして事故に遭われた時は「事故修理」としてお受けいたします。 保険会社が関与せず、単独事故となる場合には「通常修理」にて承ります。 ●ご入庫の前に当店へご連絡下さい。その際、自走可否等の状況をお聞きし適宜対応させて頂きます。 ●相手のある場合は、相手側の保険会社名をお知らせ下さい。また、車両を当店へ入庫させる旨を保険会社へご連絡下さい。 ●ご自身で保険に加入している場合には加入保険会社へ事故連絡をお願いします。(当店にて加入の方は代行可能です) ●既に事故現場からレッカー済の時は所在等の詳細をお知らせください。 ●保険対応の場合は色々なケースがありますのでご相談ください。交渉時に出来うる限り援護します。(相手の過失が大きい時) |
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◆カスタム部品等の取付 | |||
ナビゲーション・ETC車載器・USB取出の電装品、オプション部品等、マフラー(規制適合品)等の取付もご用命ください。 ●装着したい部品をご相談ください。決定している方はメーカー名と品番をお知らせ下さい。 ●電装品は使い勝手を十分考慮し、なるべく最初から装着されているかのような取付に拘ります。 ●電源の取出しにはオリジナルハーネスを極力加工せず、取り外した時にノーマル状態に戻せる事に拘っています。 |
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◆引取・配送 | |||
自走出来ない、持っていく暇がない、完成しても取りに行く時間が無い等の場合は有償となりますが引取または配送が可能です。 ●引取に伺う場所までの距離、バイクの状態または状況によって料金は異なります。 ●出張または現地での修理対応はしておりません。 ●ユーザー様のロードサービス加入状況により、各種レッカーサービスが使用可能です。 |